今回は、神奈川県は相模原市にある「さがみはらグリーンプール」の試合会場としてのレビューを行っていく。
公式情報はこちらから。
プールの様子
両側に観客席がついているタイプのプール。
横浜国際プールと同程度の規模である。
ボックス席のようなものが観客席の最後列にあるため、他のプールよりもストレッチやマッサージをすることのできる場所が多い印象。
ただし、その分場所取り合戦は激しく、入場してから走ったりすると、ペナルティとしてその団体が次回大会は、後入場が確定してしまうこともあるので注意が必要。
空調がほんのりと効いているため、比較的過ごしやすい試合会場である。
サブプールは飛び込み用のプールにコースロープを張って仮設することが多く、規模の大きい大会であると、試合時間中は全くアップにならないこともある。
トイレについて
入り口に一か所、観客席の最奥に一か所ずつ、更衣室前に一か所、更衣室に一か所とかなり数が多いような気がするが、洋式の数は少ない。
大規模な大会が行われることが多いため、待たずにトイレに入れることは稀。
特に、更衣室のトイレは、洋式が一つもないので、待ち損になることがあるので注意。
開いているのは審判員用の場所であるが、多くの選手は行き方が分からないため、ほぼ確実にトイレの待ち時間がある。
プールまでの距離
JR相模線の上溝駅が最寄り。とてつもなく辺鄙な場所にある。
相模線は首都圏には珍しい4両編成の単線であり、1時間に4本程度しか電車が来ない。
そこに数千人もの人が一気に押し掛けるわけなので、試合の日の混雑度は異常である。
集合時間に合わせて電車に乗ろうとすると、満員電車が確定するので、一本前にするか後にするか工夫したほうがいい。
駅からは5分ほどで着く。
駅周辺のコンビニは駅前の1軒しかないが、駅から見てプールの反対側の大通りに行けば1軒だけある。
また、10時ころになれば駅前のスーパーも開くので、食料などを買う場所などについては注意されたい。
また、保護者用の駐車場は一切ないので車出来た場合は、近くの駐車場に車を止めておく必要がある。
泳いだ印象
大学生以上になると、神奈川県民及び首都圏のスイマーは異常にお世話になることになるプールであるため、泳ぎすぎて印象という印象はないのではないだろうか。
しいて言うなら、端のコースにもオーバーフローにするのではなく、波除コースロープをつけてほしいといったところか。
あまり言うことはない、普通のプールである。
総合評価
何度か乗り換えが必要なうえ、時間がかかるというアクセス激悪のプールであり、しかも電車が込み合うこと間違いなしとなると、あまり高い評価はつけられない。
ただ、会場自体はストレッチのスペースを広くとることができたり、座席も詰めて座る必要がなかったりとリラックスできるので、評価は高い。
試合への集中のしやすさという点でも、待合室が多いので集中は保ちやすい。
場所以外は申し分ないプールである。
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