腕だけで泳ぐ「プル」の練習の目的とは何か

ノウハウ
スポンサーリンク

水泳の練習メニューの中には大きく分けて4つの練習カテゴリーに分けられます。

腕のみを使用する「プル」もその中の一つです。

足のみを使用し、鍛えるキックと同じように、腕だけを使うプルは腕を鍛えることが目的なのでしょうか

もちろん、目的はもっと深い部分にあります。

今回はそれについて解説していきます。

プル練習の目的

結論から言うと、プルの練習の目的は3つあります。

①腕の筋トレ
②腕の動きの確認
③正しい姿勢でどの程度スピードが出るかの体験

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①腕の筋トレ

平泳ぎを除く3種類の泳ぎ(クロール、背泳ぎ、バタフライ)のスイムにおいては、腕と足の推進力に占める割合は、次のようにするのが好ましいといわれています。

腕:足=7~8:2~3

つまり、ほとんど腕で泳がなければならないのです。
(ちなみに平泳ぎは、腕:足=5~6:4~5 です)

ものすごく単純に考えると、腕の力を強くすることは速くなることにつながるのです。

実際にトッププロの200mくらいの距離の試合を見てみると、足よりも腕がしっかりと動いているのがよくわかると思います。(YouTubeで探してみてください)

プルの練習では、足を動かさず腕だけで泳ぐので、腕の筋トレになるのです。

腕の動きの確認

キックをせずにスイムと同じような姿勢で泳いでいるため、腕の動きのみを気にしながら泳ぐことができます。

腕をメインの推進力としていかなければならないため、腕の動きが雑になってくると、思ったようなタイムは出なくなってしまいます。

どれだけ正確に、思った通りに腕を動かせるのかということが速く泳ぐうえではとても大切になってきます。

自分の腕の動きを見直す時間としてプルの練習を使うのもいいのかもしれません。

正しい姿勢でどの程度スピードが出るのかの体験

競泳の練習を少しでもやったことのある人はわかると思いますが、スイムと同じくらいの速さでもっと楽にプルでは泳げているような感じがします。

これは、プルブイによって足を浮かせながら泳いでいるので、良い姿勢のまましっかりと腕を動かせているからだと考えられます。

体が水面と並行になるくらいにまで体が浮いているので、ほとんど抵抗がなくなっているのです。

この状態でスイムを泳ぐことができれば、今よりももっと早く泳げることになります。

スイムを泳いだ時のスピード感をプルの時のスピード感に合わせていくことができれば、どんどん速くなるのです。

また、体を浮かすことの大切さを理解することもできますね。

プルの練習に必要な道具

プルの練習には少々道具が必要です。

私が使用している道具たちを紹介します。

まずは、プルブイです。

足を浮かせるために股に挟むやつです。

ビート板としても使えるので、一石二鳥ですね。

created by Rinker
arena(アリーナ)
¥2,770 (2023/03/26 09:22:23時点 Amazon調べ-詳細)

次に、パドルです。

多くの市民プールでは、使用できないことがほとんどなので、事前に使用できるかの確認はしておきましょう。

50mプールが設置されているプールはたいてい使えるようです。

キャッチの部分に負荷をかけることによって、キャッチの動きを意識させます。

大きさに種類があるので、使用者の体に合ったものを使用してください。

私が使用しているアシックスのパドルだと、初心者~中級者はSサイズで十分です。

負荷がかかりすぎると、肩を痛めるので気を付けてください。

created by Rinker
アシックス(asics)
¥2,831 (2023/03/26 10:26:13時点 Amazon調べ-詳細)

あとは、TEKISUI(テキスイ)パドルと言って、指先の水の引っ掛かりを意識できるものも使用しています。

あまり調子が良くない、と感じるときにこれを使って指先に水が引っかかる感覚を呼び起こすと、平均くらいまで調子が戻ります。

試合会場にも持って行って、最後の調整をしたりしています。

created by Rinker
TEKISUI(テキスイ)
¥3,291 (2023/03/25 23:37:11時点 Amazon調べ-詳細)

最後に紹介するのは、手首からひじまでの動きを矯正するパドルです。

水を掻くときには、手のひらだけでなく腕でも掻いています。

腕の部分の感覚を養うために使用していますが、上級者になってからの購入で十分だと思います。
初心者は持て余してしまうので…

まとめ

プル練習の目的は理解していただけたでしょうか?

スイムにつながるような腕の動きを作ることがプル練習の最大の目的であるので、そこにフォーカスして練習中の意識を変えてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました