泳げないところから泳げるようになり、だんだん早くなってきた実感がわいてくると、「大会に出てみたい!」という気持ちがわいてくると思います。
ですが、実際に出るためにはどん準備をすればよいのか、どこに申し込めばいいのかということが全く分からない状態だと思います。
そこで、個人でも参加できる大会の探し方、大会に参加する際の準備などについてお話していきたいと思います。
個人でも参加できる大会の探し方など
検索ワード
まず、個人でも参加できる大会の探し方ですが、「○○市 市民大会 水泳」または「○○市 水泳 記録会」と調べると、ヒットする確率が高いです。
東京であれば、「○○区 区民大会 水泳」でも出てくる場合があります。
検索すると、検索のトップは「○○市 水泳協会ホームページ」のような結果が出てくると思うので、そこをクリックし進んでいくと見つかります。
また、同じ県内に室内50メートルプールがあるような場所では、定期的に大会が開催されていますので、「施設名 大会」などと調べると参加できる大会が掲載されている場合も有りますので参考にしてください
申込期間
経験上、大会が開催される3か月~2か月ほど前に「大会要項」というものがホームページにアップされます。
大会要項とは・・・
大会が開催される日時・場所・出場条件(年齢制限やタイム制限ある場合も有る)・競技順序・参加費・申し込み方法などがかかれたもの。
初めて参加する場合は、熟読するのが良い。
そして、多くの場合、申し込みの締め切りは大会が開催される1か月ほど前です。
つまり、「7月の大会に参加したい」と考えている場合は、4月頃から動き始める必要があるのです。
大きな都市や、大きなプールが近くにある場合は年に複数回市民大会が開催されますが、通常は年1回なので、そこを逃すと参加できない!となってしまいます。
記入の方法など、わからないことがあればコメントやTwitterのDMなどで質問をいただければと思います。
ちなみに、未だに「郵送」や「FAX」を申し込み手段として用いている場合も有るので、気を付けてください。
参加費の目安は?
1種目800円~1200円くらいが目安となります。
それほど高くはないですので、思い切って2種目くらいエントリーしてみましょう。
出場できる種目数の制限があることもあるので、気をつけましょう。
大会参加までの準備
大会用の水着を買う
自分のタイムが公式に認定されるためには、「公益財団法人 日本水泳連盟」が発行している「競泳競技規則」を守らなければなりません。
泳法や飛び込みに関しては、大会の開催者側も初心者が来ることを想定しているので、ひどく違反したりしていなければ、優しく教えてくれます。
しかし、水着に関しては買って持っていかなければアドバイスしたところで泳げるわけではないので、規則にのっとったものを持っていく必要があります。
水着に関するルールはたった一つです。
競泳水着について
まず競泳水着とはなんぞ?ってところからいうと簡単に言えばそのまんま競泳用の水着
現在の定義では水泳連盟の公認を受けているものを指すから、画像のfinaマークがあるものを競泳水着と指す pic.twitter.com/N6w46LofdO— しゅがら (@yukimirimirai) August 30, 2016
このマークがついていれば、OK。
それ以外は不可。
プロ仕様の高いものだけでなく、初心者向けのものにもついているものもあるので、ネットで「FINAマーク付き 競泳水着」と検索してみてください。
サイズがジュニア用と大人用で別にあるので、気を付けてください。
実店舗で買いたい場合は、関東圏であれば、東京は上野にある「スポーツジュエン アメ横店」に行けばピンからキリまで売っています。
店員さんも、質問すれば的確に教えてくれるので、行ってみるのもいいかもしれません。
ネットで買うのにわからないという場合には、コメント欄で質問を下さればお答えします。
水泳の大会は朝が早い
水泳の大会は、朝がものすごく早いです。
7時に開場ということも珍しくないです。
その場合、ほぼ確実に9時に競技開始となります。
9時に体がしっかり動くようになっている人は、珍しいです。
なので、大会のある1か月前くらいから少しずつ早起きの練習をしておくのもいいかもしれません。
スタートの練習をしておく
泳ぐ練習をする時は、水中からスタートですが、大会では飛び込みからスタートです。
そのため、大会でスタート台と初めましての状態というのは避けたほうがいいシチュエーションです。
1回他の場所で経験しておくかしていないかで大きく緊張度合いが変わってきます。
スタートは完璧に上手にできる必要はないので、前日までに練習をしておきましょう。
フルパワーで泳ぐ練習をしておく
速く泳ぐ練習はしていても、ダッシュして100%のちからで泳ぐというのはあまりやらないと思います。
なので、50mに出場するのであれば何度か「50mで全力を出し切る練習」というのをやっておきましょう。
これをやっておくのと、やらないのとでは、試合当日の心臓への負担が大きく変わります。
普段から慣らしておくことが必要です。
当日気を付けておくべきこと
①競技が開始する15分~20分前には招集が終わっていることがある
試合は、大会の開催者が定めた順番で進められます。
そのため、順番通りに泳げるようにと「招集」がレース前に行われ、指定の場所に連れて行ってくれます。
その招集に漏れてしまうと、レースに出られなくなってしまいます。
なので、自分の競技(50m自由形であればその競技)が開始する15分前に指定の招集所に行きましょう。
大会の冊子におおよその時間が記載されていますので、それに従ってください。
②試合会場には意地悪な子供たちもいる
試合会場には意地悪な子供たちもたくさんいます。
試合慣れした子供たちは、試合会場をあたかも自分の場所であるかのような振る舞いで過ごしています。
少し実力があったり、少し大きなチームに所属していたりするので厄介です。
例えば、スタート練習は並ばなければならないのですが、知り合いを見つけて話し込む体で割り込んできたり、普通に抜かしてきたり…
治安があまりよくないことが多いので、強気の姿勢で過ごせるように言い聞かせておいたり、対応策は話し合っておいたほうが良いでしょう。
③泳いだ後にどこで待ち合わせるかを決めておく
試合会場は広いので待ち合わせるのは困難です。
どこで待ち合わせるのかは事前に話し合っておいたほうがいいでしょう。
④必要最低限のお金・貴重品しか持たせない
子供がたくさん集まるということは、それだけ邪悪な子がいる確率も高くなります。
それに加え、試合という特殊な環境で、テンションがおかしくなり人のものに手を出してしまうこともあります。
実際、私は何度目かに一人で試合に臨んだ時、お金を取られてしまいました。
3000円しか入れていなかったので、大きな金銭的ダメージはなかったものの、初めての盗難体験に、その後の試合には全く集中することができませんでした。
無為な心配を避けるために、なるべく貴重品は持たせないようにしましょう。
まとめ
親も子も初めての経験になると思います。
準備をしっかりすることによって、いやな経験をなるべく避けることができるようになります。
初めてのことに対しては、準備を入念に行うことが大切です。
この記事を読んでわからなかったことがあれば、コメントで質問をしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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