水慣れから始め、だんだんと泳げるようになっていき、息継ぎありのクロールまでできるようになったとしても、25メートルの完泳というのはなかなか難しいものです。
そこで、今回はクロールの息継ぎができるようになった人が25メートル泳ぎ切れるようになるための練習方法について解説していきたいと思います。
以前の記事はこちらを参考にしてください
⓪お家でできる水慣れ方法編
①プールに慣れよう編
②練習への準備編
③蹴伸び練習編
④バタ足練習編
⑤ボビング練習編
⑥息なしクロールの練習編
⑦息継ぎありクロール練習編
25メートル泳ぐために必要な要素とは
25メートルを泳げるようになるために、まずは必要な要素は何かということについて述べようと思います。
1つ目は、泳ぎ切ることのできる体力です。
具体的には、25メートル泳いでいる間キックを打ち続けられることです。
手よりも足のほうがパワーは強いものの、持続力がありません。
キックによって体を浮かせることができるので、キックを打ち続ける必要があるのです。
2つ目は、肺活量です。
息継ぎをしているとはいえ、運動をしながら水面から顔を上げる一瞬の間の呼吸では、酸素は十分ではありません。
そのため、ある程度苦しい状態でも泳ぎ続けられるような肺活量が必要になってきます。
この2つが要素として大きいです。
肺活量の鍛え方
いろいろな方法がありますが、初心者の人にお勧めなのは、単純に水中で息を止める練習です。
10秒ほどから始めて30秒くらい息を止められるようになれば、25メートル泳ぐのには十分な肺活量だと思います。
慣れてきたら、蹴伸びの姿勢だけ作って息を止める練習をしたり、バタ足の練習をしながら息継ぎの間隔を伸ばしたり、色々と応用することができます。
すぐにでも試せるので、やってみてください。
キックの持続力の付け方
バタ足の練習をたくさんやればよいのですが、ただやるだけでは意味がないので、次の3つに気を付けて練習を行ってみてください。
1つ目
一気に25メートル泳ぎ切る癖をつける
2つ目
25メートル泳ぎ切るのに体力が持つか持たないかくらいの強さでキックを打つ
3つ目
顔を水につけてキックを行う
これを意識しながら行うことによって、着実にレベルアップしていきます。
25メートルのキックがつらくなくなってきたころに、クロールを泳いでみると楽々泳ぎ切れてしまいます。
ぜひためしてみてください。
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