プールに行っても、水を怖がってしまって全然楽しく遊ばせてあげられない。。。
そのように悩んでしまっている親御様は多いのではないでしょうか?
水が苦手なのか、得意なのかというのは実は生まれつき決まっているものです。
理由は全く分かりませんが、おそらく遺伝子や進化のお話につながってくることでしょう。
生まれつき水が苦手で、プールが嫌いな状態であっても、プールで遊ぶことが楽しい!と思わせることができる方法があります。
お風呂で、水慣れをさせてから、プールに向かえばいいのです。
以前の記事はこちらを参考にしてください
⓪お家でできる水慣れ方法編
①プールに慣れよう編
②練習への準備編
③蹴伸び練習編
④バタ足練習編
⑤ボビング練習編
⑥息なしクロールの練習編
⑦息継ぎありクロール練習編
水が苦手な理由は大きく分けて二つ
水が苦手な子供には、大きく分けて理由が二つあります。
一つは、顔に水が付くという感覚が嫌な場合。
もう一つは、大量の水が目の前に存在することへの恐怖。
この二つです。
顔に水が付くのが嫌い、というのが最も一般的な理由です。
ここを理解してから、水慣れについて考えると、何をすればいいかは明確になってきます。
大量の水が怖い場合
この場合は、解決法は簡単です。
プールや水が怖いものではない、生命を脅かしたり危害を加えるものではないということを体感させてあげればいいのです。
たった一度でも、怖くないということが分かれば、そのあとは自分から試してみようと思う好奇心が勝ちます。
そのため、たった一度だけ、一番初めに怖くないことをわからせてあげればよいのです。
方法
ズバリ、湯船に潜ってもらうことです。
あまり行儀のいいことではありませんので、家でやるか、もしくはプールで実際にやってみるのでも構いません。
コツとしては、大人が先に潜って見せて何も怖いことがないということを示すことです。
信頼する人が大丈夫であると言って、実際にやってもらうと、子供は動いてくれます。
試しにやってくれた時は、試してくれたことを大げさなぐらいに褒めます。
失敗しても、大丈夫だよ、と言って励まします。
すると、何回かやるうちに成功し、克服することができます。
顔に水が付くのが嫌な場合
これの場合は、コツコツと少しずつやっていくほかないです。
水が顔にかかるのを嫌がる子は、お風呂での洗髪も時間がかかるので、顔にかけないように気を付けて洗ってあげていることでしょう。
ですが、そのままだといつまでも慣れるようになりません。
方法
一つの方法としては、手を水で濡らして、自分で顔を洗ってもらう方法です。
子供の手は小さいので、水は多くは顔にかかりません。
そこで、子供のやりやすい順序で洗ってもらうのです。
目を洗ってというと、露骨に嫌がるので、おでこを洗ってみようと言って、間接的に顔全体を水でぬらすことができるようにします。
次の方法としては、シャワーです。
顔に直接かけるのではなく、下を向かせた状態で頭に少しずつかけるのです。
こちらも間接的にではありますが、顔に水がかかるので、練習になります。
最終的には、シャワーからの水で顔を洗えるようになれば大丈夫です。
注意点
苦手を克服しようとしている最中に、無理強いをすることは絶対にやめてください。
嫌なものは嫌なので、基本的には自主性に任せるようにしましょう。
自分からやりたくなるような声掛けや、誘導(ゲーム性の導入など)が必須だと思います。
自分の子であってもそうでなくても、しっかりと観察を行って、どうすれば取り組んでくれるのかという部分を工夫するのが一番難しいかもしれません。
個別の事象になってくるので、そこまではアドバイスすることは難しいですが、ご相談も承っていますので、コメント欄やtwitterのDMからご相談いただければと思います。
コメント